- こだわりがなければ、私はただの狂人になってしまうわ。
- 「だってそれは無駄でしょう」私が告げると、男はとても愉快そうに肯定した。
- 貴方は選択肢を誤ったのですよ。
- 駄目ばっかりでは疲れるよ。
- 人生そう長くはないんだから、できることをできるときにしとかないとね。
- 大人になって失うものなんてなかなかないさ。
- 歪んでしまうものは、多いけれどね。
- わかってるんだよそれくらい。それでもやっぱり、他人は怖い。
- 怒ってはないですよ。不機嫌なだけで。
- 貴方の頭はお気楽すぎて私には理解できません。
- 警察に行くことばかりが贖罪だとは思わないよ。
- 僕個人としては、だけどね。
- 無理なものはね、無理なんだよ。どうしたってね。
- 割り切らなければ生きていけなかったから。
- たかだか十代の小僧が幸せ語るたぁ末恐ろしい世の中になったもんだぜ。
- 自虐は趣味じゃない。主義でもない。
- それは自衛の手段でしょう?
- 私は上手にさようならができましたか。
- 神経質なまでに丁寧な彼女からすれば、あるまじき粗雑さだった。
- 「サドのくせにかっこつけていいと思ってんのかこのバカ!」「理不尽にも程がある暴言だなぁ」
- 身体を動かして逃げていたいんだ。
- 立ち止まったら泣いてしまいそうなんだもの。
- めまいを抱き締めて。
- あたたかな光は私をひどく臆病にさせる。
- 別に。殺意を覚えるほどではないけれど、いい気分は、しないわね。
- うるさいなぁ、あってはならないって、決め付けてんのはいったい誰なんだよ。
- 「気にしてなんかいないよ(or気に病んでなんかいないさ)」だって興味がないんだもの。
- それが私の常識だ。
- あふれているのがゴミじゃなくて物なんだからまだましでしょう?
- 殺しましょう。貴方のために、私のために。
- 嘘は嘘。でも、もう嘘じゃない。
- 真っ黒な世界に真っ白な汚点を。
- もう充分に生きたでしょう?
- それは予想できたことなのです。
- それは予想していたことなのです。
- なのに私は、対処しなかったのです。
- そういうラブコメ的展開を私に期待しないでくれる? 欝陶しいから。
- 万人に対する博愛を優しさとするのならば、なるほど確かにあの子は、優しく、ないね。
- でもね、それじゃやっぱり駄目なんだよ。
- 待て、やめろ! 今のは不幸な偶然だ!
- 何もしないで食っていけるほど裕福ではないからね。
- 戻りたいとか、帰りたいとか。そういうわがままは、もう言わないよ。願わない。
- それならいっそ、殺してくれればよかったのに。
- それがいやだから、こんな薄汚い次善策を選んだんじゃないか!
- 相変わらずぬるいんだね、きみは。
- 大切にするほどの命だとは、どうしても思えなかったのです。
- 私はね、過去なんてもうどうでもいいの。
- 過ぎ去ってしまったことなんて、消えてしまったことなんて、もう、どうでもいいの。
- 癖じゃないよ。ポリシーだ。
- 「信用できない」「してもらわなくちゃ困る」
- 言ったところで信じなかっただろう。
- それに、今の生活を壊したくなかったんだ。
- それよりも優先すべきことがあるんだ。
- そういって哀愁を誘う手法は、なるほど確かに効果的なのだろう。
- こんな時にばかり素直な私はただの馬鹿だ。
- 恋とか愛とかよりも大切なこと、あるでしょう?
- そういう無茶を、言わないでほしい。
- かなしくなるじゃないか。
- らしくない言葉ね。
- それでもいいよ。
- 押さえ付けて、痛め付けて、思い知らせて、私だけの君へ。
- 彼はいったい何を思ってその残酷な嘘を吐いたのでしょうか。
- いっそ××し合えたならば、どんなにか。(例:愛し合えた、憎み合えた、など)
- 弁解の言葉は、ついえた。
- わかっていたのにわかっていたのにわかっていたのに!
- 時間が足りないといえる幸福。
- ありがとうありがとうごめんなさいさようなら。
- 言い訳にはしたくないけど、それでも。
- 君が否定する君を、僕は肯定する。
- いなくならないで消えないで死なないで!
- 当て馬になんかなりたくなかったのにな。
- ぬっと伸びてきた掌。
- あんたはどんだけ私を観察してるんですか。
- ならば私は君の影になろう。
- 唇が冷たく弧を描く。
- その瞳は、狂気を、孕んでいた。
- いつも反応したあとに気付くんだ。
- これは期待された答えじゃない、ってね。
- 好きになってよ。愛してよ。
- 心を刻んだような嘆きは、
- 終わりを告げた鳥は、はばたいてゆきました。
- ああ、遅かった。一歩とか二歩とか、そういう問題じゃなくて。
- いつから君はそんな大人になってしまったのだろうね。
- 仕方がないよね。そういう決まりなんだもの。
- 笑わないで、そんなに辛そうにするくらいなら。
- 傷つくことが怖い、だってさ(なんて女々しいんだ!)
- 私は、そう。それが水面に映った月だと気付けずに、溺れてしまった愚か者なのです。
- 私の胸が痛むのは、心があるからなのでしょうか。
- なら、こんなもの、いらない。
- 「……ごめんね、そういう無茶を言われると私も困るんだ」「あれ、僕そんなに突飛なお願いしてないよね?」
- 名前を呼んでほしいって言うのがどれほど酷な願いだと言うのだろう。
- お願いやめてそれだけは絶っ対無理だから!
- 狂っていると否定するなら微笑んだりしないで。
- 突き放してよ、最後まで。
- 中途半端がどれほど残酷か、あなたは知らないの?
- こぼれた水は、二度とすくわれたりはしないのよ。
- 貴方に触れられない日が長すぎて、おかしくなってしまいそう!
- 慣れてるよ。もう悲しくなんかないさ。
- 続く懺悔の雨。
- いまさら気付くなんて、遅すぎるよね。
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