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| 09/27追加分
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| 種類別統合分(言葉・思考編)
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| 種類別統合分(ダーク編)
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- 君に言われるまでもなく、知っているんだよ。そんな私の性質くらい。
- リアル且つロジカルに考えてみよう。現実にそんな事が有り得ると思う?
- 今更親子の情を語る資格など、私には、
- こんな大変な惨事になっている今だからこそ、私は貴方をお守りしたいのです。
- 意識の停滞は決定的な隙となり、私は、吹き飛ばされた。
- 何もかもを無かったことにはしたくない。
- 雨の音にかき消されて、命の息吹が聞こえない。
- 歯車が一つでも欠ければ全ては狂いだす。
- 舌の先で転がす甘い(苦い)夢。
- 陸で無し。
▲
- 軋む心臓。
- 死にそうな顔がナチュラルメイク。
- 所詮は好みの問題だけれども。
- それは混じりけの無い純粋な闇だった。
- さてもありぬべし。
- 彼女は息をするように嘘を吐く。
- 大好き大好き大好き。ね、如何して信じてくれないの?
- その瞳の色は酷く薄い。強いて言うなら、雨の色の様。
- 冷たく咲き誇る彼岸花は、あかく、赤く、紅い。
- その白は、僕には眩し過ぎた。
▲
- 黒いルージュ。
- 手を伸ばせば、届く距離だったのに。
- だってそんな遊び一つも知らなかったんだ。
- 願うことは静かな暮らし。
- 砂の城。
- 灰の雨が降る街で。
- 大切な時に頼れない仲間。
- 善意を装った自己中。
- 昔から何でも自分がやらなきゃって思い詰める子だった。
- 泣き出した空は酷く色鮮やかで。
▲
- まるで、そう。精密に作り込まれた硝子細工の様な、触れたら壊れて消えて無くなりそうな儚い美しさ。
- 笑っちゃいけない気がしてた。あいつが居ないのに私が笑ったら、笑ってしまったら、あいつを、全てを否定してしまう様で怖かった。
- 滴り落ちる彼女の血は、その白い肌の下に埋もれているとは思え無い程鮮やかに艶やかに赤かった。
- 少年は膝を付き、尻を付き、両手を付いて地に倒れ伏す事を免れた。
- 約束。優しくて愚かな魔法の言葉。
- 自分だけの領域をあまり示さない反面、他人の領域を容易く踏み躙る人。
- それは不謹慎な思いなのだろうけど。
- 幼い仕草も言動も全てがフェイク。
- 人生(今日)にリセットをかける為にもう寝ます。
- 知識の無い者がしたり顔で御託を並べる事ほど愚かしい事は無い。
▲
- 自分の呼吸も生きている音も聞こえない、ただ雪の降り積もる音だけが鼓膜に残る。
- ずっと歩いて来た登り坂を転げ落ちる。
- 私が闘い続けるのは孤独故では無い。
- 護るよ。私はこの街が好きだから。
- 君を僕から世界から隠してしまおう。
- ニッコリと笑って彼女は僕の傷口を抉り広げて去って行った。
- 涙を流す事さえ馬鹿らしいと、そう言って私は逃げたんだ。
- 心地良い意識の停止に身を委ねる。
- だってそれが僕のやり方だもの。
- 能ある鷹は爪を隠す。隠さなければそれはただの狂気だと言う事を知るが故に。
▲
- 勝てなくて良い、負けなければ良いんだ。
- 適当に謝った事は沢山あるけど嘘で感謝した事は無いんだ。
- まさか来るとは思わなかった、なんて私の油断を吐露している事に他ならない。
- 明確な目的の無い台詞だから空虚な会話になる。
- ドラマとか小説とかそう言う架空の世界の話だと思っていた事が、今、余りにもリアルに。
- 今まで恐れていたそれは思ったよりも呆気無く、考えていたものとは違い奇妙な清々しさを伴っていた。
- 過保護な殺人鬼。
- これは、そんな綺麗な感情じゃあ、無い。
- 針みたいに細い髪。
- アナグラム。
▲
- 虚しい望みでも、的を捉えていない言葉でも、言い聞かせるしか出来なくて。
- 正直、迷惑してます。
- 即答即決即否定。
- 細かい事は気にしない主義で行こう。
- 弱っている君を支えられているのなら光栄至極。
- 何にも気付いていない“自然”な今が幸せで。
- 目指せ恋愛結婚浪漫を買うぞ。
- 貴方は高嶺の花なのに何故僕を気にかけてくれるの?
- 優しい彼は私と言う個人に気付かない。
- 今では鮮明に思い出せない程に些細なきっかけ。
▲
- 全身全霊を持って全力疾走で頑張ります。
- この世の平和を象徴しているかのような声。
- 全てが同じなのに何かが違うと言うこの矛盾。
- 欠けている。確実に、圧倒的に、何かが。
- おいてけぼりとひとりごちるさようなら。
- その部屋は、深としていた。
- 声は虚しく反響する事も無く消滅した。
- 音は本当に其処に存在したと言う証も残さず消えて行った。
- 周りに同類はいるけれど、結局は何時も独り。
- 無力感、孤独感。拭えないのは絶えず人肌を求めているからか。
▲
- 目を開く。闇が見えた。目を閉じる。目蓋の裏が見えた。
- 握った手を放さないで。
- どれだけ邪険に扱っても、君は何時も私を受け入れてくれたから。
- 大きくて優しい温もりが、其処には。
- 猫の目よりも細い月が雲に隠れたり現れたり。
- 世界が闇の帳に深と静まり、まるで私以外の誰もが消えてしまったような錯覚。
- 昏い空が広がり、吸い込まれ、堕ちてしまいそうな気分になった。
- すぐ後ろに人の温もりを受けて、私はまどろみへ身を投じた。
- 行かないで欲しかった。だって、一人は恐い。
- 雨が、頬を濡らした。
▲
- 嫉妬の鬼子。
- 私では何が足りないのか解らない今では、何も前進することは無い。
- 完璧な人なんて居ない。居たとしても其れを人とは呼べない。
- 誰だって、欠陥があるからこそ人は人として愛おしいんだ。
- 刃物よりも鋭利なもの。
- 軟骨動物の様に笑う。
- 物事の真意を真摯に見詰めている者。
- 良き友。まるで自分とは正反対の。
- 超を十乗して尚足りない程不愉快な誤解。
- 否定しても怪しまれる。肯定するなど以ての外。即ち選択肢は徹底黙秘しか残っていないと言う事。
▲
- 数奇な運命とでも言いますか、奇遇な偶然とでも言いますか。
- 昔々の思い出話懐かし話。
- 笑顔に、騙された。
- 知らない事が多い世の中だけど、知らないままの方が良い事もあるのでそこら辺の配慮は難しい。
- ぽつり、と手紙の上に雨粒が落ちた。
- 最期の最後まで、憶えている為に。
- 今はまだ、疵口から涙が流れてしまうけれど。
- 永遠へのさようなら。
- 余りにも剥き出しの感情に動揺した私は、室内に響いた乾いた音によって現実に引き戻された。
- あいつに、もうあんな表情をさせてはいけないと言う義務感にも似た何かが胸中に燻っている。
▲
- 愛も無く涙も無い流血だけが鮮やかな世界で。
- 言葉は使い過ぎると色褪せて信憑性を失うものなんだから。
- 平凡な日々に幸せを感じて、私は堕落する。
- お持ち帰りはお早めに。
- 何て無様。何たる醜態。
- 見上げるのは、青く蒼い空。背に感じるのは風。重力に引き摺られ、唯墜ちる。恐らく着地点は、遥か下方。
- 落ちる、墜ちる、堕ちる。
- 想いは遠く、叶わぬと知る故に。
- 泣きはしない。それだけで私は満足だから。
- くだらないと嘲笑する間も惜しい。
▲
- 今を平穏にやり過ごす事。
- 地獄釜の鍋底から沸々と沸き出てきた様な、低い低い声。
- 上擦った泣き声に近い悲鳴の様な慟哭。
- 自分は今、泣きそうな顔をしているのだろうと何処かの冷静な自分が考える。
- 離れてしまう事を、恐いと感じたから。
- 僕だけを見てなんて望み、叶うことはないの?
- 総体的に矛盾した望み。
- 他は幾らでも替えの利く、部品。背景。
- 淀む事無く。迷う事無く。
- 鋭い刃を突き付けたつもりなのに。君の心を踏み躙る為に斬り付けたつもりなのに。
▲
- それは残酷な君の内面を暴く為に発した言葉。
- 其れでも私は、君の傍に居る事しか出来ないんだろうね。望まないんだろうね。
- やめて、私を束縛しないで。何とも思ってなどいないのなら。
- やめて、私を解放しないで。何とも思ってなどいなくて良いから。
- 盲目的に、下僕が主人を愛するが如く。
- 暗闇の、その何処にも、
- 水面に浮かぶ。
- さいごにみみにのこるおと。
- 貴方は私を惑わす猛毒。
- 私にとって、世界は空ろでしかなかった。
▲
- それは、自らの為に他の命を刈り取る獣の瞳だった。
- 淡い期待を抱く隙も無いほどに打ち砕いて。
- 小手先の策略なんて踏み潰せるほどに純粋な命のやり取りが、微温湯(ぬるまゆ)に溺れていた私には酷く心地良い。
- 良くも悪くも物事にこだわらない人。
- それは自転車が虚しく空転する音によく似ていた。
- しまったと思った時には、もう遅過ぎた。
- 変化の無い平穏は僕に至上の安らぎを与えてくれる。
- 信念は必殺。
- 演技をする事しか知らなかった少女の初めて見せた激烈な感情。
- 思いは口にしなければ一片も伝わらないと言う事。
▲
- 別に君に一般の意見を求めている訳ではない。
- この一歩を踏み出さない事には進めもしないし戻れもしない。
- 策は弄した細工は流々。後は仕上げをご覧じろ。
- デラシネ。
- それは自分を守る為の鉄壁の紗幕(カーテン)だった。
- 拒絶と虚構の絶対にして脆弱な盾。
- 悪を討つ。それもまた悪の一つ。
- 雨の匂いのする子。
- 意識は濁流に埋没するように消えていった。
- 逃げ出すと言う行為にさえ恐怖を覚えて動けない私。
▲
- 心が砕けても、絆が滅びても。
- 果敢ないゆえの鋭利な強さを。
- 泣き叫ぶ心を切り捨てられる筈もなく、ましてや慰めを口にする事など出来はしない。
- 私は天才ゆえに完璧でなければならなかった。
- 結局そんなものはただの目安でしかない。
- 所詮人間は人間の味方にしかなれないと言う事か。
- 皮肉気に歪められた頬や、愁いを帯びた瞳は、俺には、彼女の内面に向けられているように見えた。
- 正常な自分と引き換えに手に入れた生きる術。
- 脳髄を直接揺さぶる音。
- あの子の嘆きが、胸に、痛い。
▲
- 改めて この世界を 守りたい と 思った。
- 辛いのは、きっと私だけじゃない。そんな事、分かってはいるけれど。
- 止めてよそんなの、嬉し過ぎて、離れたくなくなるじゃない。
- それは、見る者を恍惚と感嘆へ引きずり込む剣舞。
- 腕だけが取り残されたように後ろへぶれた。
- そんな低俗な繰り返しを私は望みません。
- 必要と不必要に対する取捨選択。
- 引き攣る小指。
- だぼだぼの服から覗かない腕。
- 深紅(鈍色)の喪服。
▲
- 放課後逃避行。
- 所詮僕は優等生にしかなれないと言う事。
- 苦い表情が一瞬掠めた。
- たゆとう黒髪、流るる河よ。
- 軋む椅子の根は枯れた腕のよう。
- 見えなければ居ないのと同じ。
- 知らなければ存在しないのと同じ。
- 猛る焔(炎)に舐められた肌。
- 青い糸で薔薇の刺繍を。
- 他人の悪意が全て自分に向けられていると感じる触角。
▲
- 無知や無関心は赦されるべきものではない。
- シンジケート。
- 下り降りて足踏み外す。
- 布を引き裂いて腹綿を引き出すような。
- 誰そ彼と夜が啼く。
- 蒼い月を掴む(抱く)腕。
- 絶えず細く零れ落ちる涙を流す君は、酷く綺麗で。ああ、反則だな、と、ただ思った。
- 彼女は冷然と切り捨てた。
- 水みたいな君。
- 白衣を純粋な闇(澄んだ黒)に浸して染めた服。
▲
- だって、多分私は助からない。
- 他意は無いけど深い意味も無かったたった一言。
- 遺伝子レベルで組み込まれている時限爆弾。
- 怨むのも憎むのも哀しむのも、全てが筋違いの事だと、彼女は遠い目をして僕にではなく呟いた。
- 「ばいばい」そう言った彼女の顔は、今まで一度も見る事の出来なかった晴れやかな笑みに歪んでいた。
- 柔らかく笑って、強い意思を宿した真直ぐな瞳で、泣きたくなる程に澄んだ色で、蒼を睨んだ。
- 彼女はほんの一時、それでももう何も変え様が無いくらいに遅かった。
- 無邪気に笑う割には世の歪み(闇)を知りそれを昏く見下す少女を末恐ろしく思う。
- 「一人ぼっちって、中々に詰まらないよ」自分で入れたコーヒーに口を付けて、オレのやや斜め上辺りの空間を見ながら呟いた。
- 「ヘイワテキカイケツがイチバンさ」嘯く彼は傭兵仲間。
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- もう僕なんかに囚われなくても良いと、伝えたい。
- 君の選択に、私は口を挟めない。
- 寿限無寿限無。
- 煙雨の中に佇む子猫。
- 認めない。アイツに名前を呼ばれるだけで、満たされているなんて、認めるわけにはいかない。
- 桎梏(しっこく)の枷。
- あと一度、一歩でも間違った選択をしたならば、彼女はたやすく崩れてしまう。
- 小さく呟かれた言の葉は、無駄にしみじみとしていて心に沁みた。
- 真面目な顔も格好良いけど、君には似合わないよ。きみは、笑ってる方が良い。
- だって、貴方は此処に居ない。
▲
- 嫉妬した顔が可愛いから。
- 本気でもないがじゃれ合いでも済まされない力を込めて叩いた。
- 内腑が熱を持ったみたいに熱い。
- もっと自覚して欲しい。自分を大切に思っている奴が居るんだって事。
- 腹の底の異物を吐き出すように、深く深く息を吐いた。
- 無邪気に笑うには、私は余りにも永く生き過ぎた。
- 顔も素性も心も覆い隠す黒い布。
- 酷く明確に、初めてその言葉を意識した。
- ドアの隙間から片目だけ覗かせて細く喋るその姿は、さながら警戒心の一部が綻びた小動物の様。
- ごきりと肩の辺りから鈍い音がして、視界が暗転した。
▲
- 彼の為に呪文を唱えるその姿は、まるで祈りを捧げている様で。
- 生きているのが、不思議なくらいの傷。
- 真っ直ぐ過ぎる瞳から目を逸らして。
- 本人からすれば思った事を口にしているだけらしいが傍から見ると酷く辛辣な言葉が多い。
- 得体の知れない贈り物、腹の内を見せないブラックボックス。
- 過去形。だってそれは、もう叶わない夢だから。
- 羽織っていたコートが翼の様に広がった。
- 二度と、振り返る事はしなかった。
- 後は、当ても無く流されて惰性で生き長らえるのも良いだろう。
- 何時の間にか日常に溶け込んでしまって、幸せを見失っていた。
▲
- 今なら言えるよ。今だから言える。
- 訥々と、淡々と、予(あらかじ)め決められていた台詞を読むように。
- そう、たったそれだけの、些細な、個人レベルのちっぽけな分岐さえ間違えていなければ。
- 感情に任せて壁を殴りつける。しかし壁自体に傷など付かず、ただ少量の赤色が付着しただけだった。
- 悲しむ事さえ出来無いなんて、私は薄情な女かな?
- 長く長い溜息とも吐息とも付かない息を吐いた。
- 口には火の付いていない煙管。
- 被っている帽子の鍔を形が変わるほど握り締めて深く被り直した。
- 長きに渡る暗殺者家業で培われた冷静且つシビアな私の頭が判断を下す。
- 急加速して膨れ上がる不安。
▲
- 無理して笑って、一体何を手に入れたいの。
- 俺の言を鼻で笑い一蹴し、君は冷淡に告げた。
- 苛立たしげに溜息を一つ吐くと、きみが目を開いた。その瞳は、氷の温度。
- それは、決まってある言葉を続けて言う時の。
- 君の居ない世界に価値なんて無いから。
- この海に飛び込んだら、私も青に成れるかな。
- 本人にしてみればそれは真実なのだから嘘にはならないのだろうか。
- 君はそうやって、皆に黙って涙して、苦しんで来たんだね。
- コイツの手は、こんなにも小さかっただろうか。
- 今日もまた、彼女の声が風に乗って聞こえた。
▲
- ただし現在進行形。
- 対応を断定否定から質問疑問に変更。
- その呟きに滲んでいた感情の割合は、半分以上が諦めとしか取りようが無いものだった。
- 赤い唇から、透明な声が零れて染みた。
- 心臓が跳ねる。ぞくり、と、した。
- 儚く見えた君に伸ばした腕は、思ったよりあっさりと届いてしまった。
- 神鳴りに曝されて。
- 私は、そう思います。
- しなやかな指先。
- いずれ真実になる嘘。
▲
- 月夜に出ずる国。
- 日常と言う名の記念日を。
- 何時までも変わらぬ姿。
- サンスクリット。
- 偽りの王子様(お姫様)。
- 青臭い実直さ。
- そんな真実なら知りたくなかった。
- 正しい言葉の間違った使用法。
- 二人で見上げた空はあんなにも輝いていたのに。
- 心を偽れば傷付くことも無い。
▲
- 忘れさせてくれる筈だ。
- 波旬(はじゅん)集いて、
- 悪意の無い嫌味。
- 敵意の無い攻撃。
- 天魔挙りて清かなり(てんまこぞりてさやかなり)。
- 避らぬ別れ。
- カクタス。
- 愚かな私の周りには愚かな者しか集わないと言う事。
- 痛む拳、嘆く心、冷える頭。
- 人熱れ(いきれ)に毒された。
▲
- 手を浸す赤。
- 君たちは幸せになるべきだったのに。
- 傾ぐ体。
- 未だに手に残る殻ごと命を潰した生々しい感触。
- 空飛ぶ鳥が自由に見えるのは、
- 奪い取った夢を私に塗りつけた。
- 届かない手でも、伸ばす事しか出来なくて。
- 君まで届け、この雫。
- 奇跡の積み重ねで成り立っている毎日。
- もしもなんて仮定はしたくない。
▲
- たまに忘れてしまう“当然”。
- ひび割れからのぞく花。
- 頬を包む両手。
- 枯れてる草に水を与えているだけ。
- 内包する棘。
- 浮き上がる白。
- 積もる感情のやり場をこれしか知らない。
- 手放す事で守れるのなら。
- 嗚呼、届かない、叶わない、
- 擁く腕(かいな)、もがく瞳。
▲
- 哄笑に染まる。
- 緑に包まれて眠る。
- 黒に変わる橙。
- お前は永遠に眠っとけ。
- 昔の私は私にもよく分からないから。
- 君が此処に居ると言う確認をしたかったんだ。
- 痛覚を踏み越えた先は、
- 唇は血が滲むほど噛み締められた。
- 離そうと思えば離せた手。
- それは全て結果論。私はやりたい事をやっただけ。
▲
- 心を切り裂く嘆きの海は、時に凪を孕み、時に高波を響かせる。
- 君のくれたたった一つ。
- 私の代わりに君が泣いてくれるのだから、もう望む事は無いよ。
- きっとこのままじゃいられない。
- 黒く消毒で塗り潰す。
- ポケット付きの靴。
- 人に眠りを世界に寂滅を。
- 静寂で包み沈黙を強要するかのような黄昏。
- よくあるはなし。
- 内側から鷲掴みにされている様な締め付けられている様な痛み。
▲
- たった一人、居なくなっただけなのに。
- この世のありとあらゆる穢れと存在し得ない全ての浄さを混ぜ合わせた様なただの色。
- 何色にも当て嵌められない、汚い色。
- 人なんて生き物はね、生まれちゃいけなかった。
- さあ進もう。生きに往こう。ただ死を待つには若過ぎる。
- 疲れた、疲れたよ。もう如何して生きているのか解らない位にぐだぐだになってしまう。
- 目尻に涙が浮かぶ程笑われて、やっと自分がからかわれていたと言う事に気付いた。
- どちらを選んでも助からない選択肢。
- 生きているのか、生かされているのか。
- 私はまだ一度しか生まれていない。
▲
- 首に添えられた手は、しかし絞まる事は無く、
- 君の生温さを物語っていた。
- 構うな、馬鹿がうつるぞ。
- 世界に甘んじろ。
- 不怒にして不笑。
- 感情を固定する。
- 眩暈、頭痛、そして吐気。これはヤバイ、と思った直後に視界が反転、頬に硬いものが当たり、眼前が闇色に染まった。
- 飛び散るまでは一瞬。
- 小さく、水に沈む音を聞いた。
- もっとシンプルにいこう。
▲
- 絶妙に不安定な均衡で保たれた硝子細工。
- 開かれた胸元。泳ぐ視線。
- 君と私の心の流れはあまりにかけ離れた平行線。
- 賢い不良と愚かな秀才。
- 空谷に吼え猛る。
- 気付かない幸せ。
- 永遠なんてちゃちな言葉でも、君らと交わした約束なら輝いていたのに。
- 濃緑の線が頬を疾った。
- 月を映して煌くナイフ。
- 断髪式。
▲
- 運命は、吾が手(の内)に。
- 赤い糸とワルツ。
- 平和も自由も平等も。謳われるだけの真暗穴。
- 私は ただ 戸惑う。
- 他人は所詮自分ではなくて、他のものの痛みに私は何も感じられない。
- ただ、傷つけられる私の痛みだけが鮮明で。
- 貴方のように、他人のために心(私)は砕けない。
- 失くした笑顔を取り返してくれた人たち。
- それらは全て物事の一面でしかない。
- けつらくしたけっかん。
▲
- サプライズバースデー。
- べた付いた視線。
- 泣き濡れた夜が無いわけじゃないけど。
- 明確に強烈な感情。
- 残り僅かな余命の告発は、不条理な死の宣告よりも残酷なのかもしれない。
- 唐突に世界に別れを告げたくなる時。
- 剥がれ落ちていく。
- 自分が正しいと信じていられる幸せ者。
- 心に嘘を吐いて生きる事に何の疑問も持てなかった日々。
- そこに空白があると言う事にさえ気付かないほどに。
▲
- 絡ませた掌はしかし常に握り返される事は無く、
- 無機質な冷たさ。
- 相対するもの。
- 一定以上のストレス。
- 君と言う存在は、空白にしてしまうには大きすぎた。
- 導(しるべ)は砕かれた。
- また、一つを選んで他を棄てた。
- 抉れた皮膚の治らぬ傷。
- 手放された欠片は底に触れて更に砕けた。
- 冷やかな月光を反射する銀の髪。
▲
- 世間一般と貴方は確実に違うと言う事実。
- 此処では俺が物差しだ。
- 他人を知らないから自分もはかれない。
- たかだか一片の銅を探すため泥沼を掻き分ける私の、なんと滑稽な事。
- 繕う優しさと繕わぬ優しさ。
- 安易で抽象的な言葉。
- 日常の中の非日常。(逆も可)
- 私には、「友達(友情)」と言う概念が理解できなかった。
- 無死(むし)。
- 少なくとも、反対はしていない。
▲
- 悪意の無い、友情を込めた冷やかし。
- 最後の戯言。
- 置いて行かれても構わない。
- 未だに正体の見えないこの感情。
- 昔も今も。これから先は、見えないけれど。
- 霞のかかった幻想でも。
- 至って端的に、至極当然の様に。
- 全ては君の、思いのままに。
- それだけが私の存在証明。
- 少なくとも、私にとって必要な君だから。
▲
- 言葉だけじゃ信用出来ない俺なんだ。
- 存在の無へ戻るまでは。
- 地獄よりも素晴らしい荒んだこの世界で、幸せだった日々は確かに本物だったから。
- その傷さえも愛の証に変えてやる。
- 病的なまでに惹かれた。
- 無知故の悲願だったけれど。
- 永遠なんて不確かで不明瞭で不名誉で不愉快で不人情で不出来なもの。
- 欠けて失われた永久だけど。
- 貴方が喚んだモノは何?
- 記憶が曖昧になる事。
▲
- 幸せのお裾分け。
- 潤みを含んだ言の葉は、誰の耳に届くことも無く霧散した。
- そして進んで私は敵になった。
- 愚鈍単純一直線。
- 狭いのは世界では無く、君の許容量。
- 世の中に根っこから『悪い人』なんてそうそういない。
- 世の中に根っこから『良い人』なんて存在しない。
- 経験者は良き事も悪しき事も語る。
- 涙だって突き詰めてしまえばただの塩水。
- 油断すると嫌な事は其れを嗅ぎ付けてやって来る。
▲
- 圧倒的なまでの探し物は目を曇らせる。
- 世の中には不確定要素しか無い。
- 「始まり」と言う点の集まりが「過程」と言う名の線になる。
- 日々に疲れています。人生を眠らせて下さい。
- 強制は、人を歪める最高の手段。
- 逆十字。
- 不干渉と言う優しさ。
- 無関心と言う安らぎ。
- 逃げ出したくなるようなあの現実も、君に出会うまでの布石だと思えば。
- 君の手は温かい。はにかんでそう言う君は、僕から見れば枯れ枝のように細かった。
▲
- 零れた涙が酷く重い。
- 共に生きよう。二人が別たれるまでは。
- 人が何をすれば傷付く生き物かを知らない。
- 憎しむ事に疲れた。
- 何年も前に風化した感情が、今、鮮やかに再構築された。
- 優しい人は嫌い。いつも最初に私を置いていくから。
- 純粋に信頼する瞳が、嘘を吐き続けるしかなくなった僕には、酷く痛く突き刺さった。
- かけるべき言葉は、何処にも浮かんでいなかった。
- そんな余裕は何処にも無いんだ。
- 救って欲しいなら他を当たれ。
▲
- それはただ言いたかっただけの言葉? それとも、気に留めて欲しいがゆえの言葉?
- 欲望に忠実に、世界に反抗を。
- 大丈夫と嘘を吐ける内はまだ大丈夫。
- ぽたりぽたり、雫が落ちて光が射した。
- 一瞬だけ明滅した光が、強く私の目を惹いた。
- 私は如何しようもなく臆病だったから、君の痛みを分けて下さいと、言う事が出来なかった。
- 私は無力だから、重い荷物は背負えないんだよ。
- この人は、一体どれほどのものを犠牲にしてこの優しさを保っているのだろう。
- 君に向けるべきでは無い劣情。
- 凛。音にするならば、その様な。
▲
------追加分 09/27------
- とても生きやすく、たまに物足りなくもある。
- あたたかな風、柔らかな光。こんな日は、どこか遠くへ逃げ出したくなる。
- 彼の強みは机上の空論でない理想論だ。
- 清くも正しくもない美しさ。
- 受け取れば戻れなくなる事を本能的に知っているから。
- 水に囲まれて閉鎖された街。
- 銀色の太陽。
- 正論だけでは腹の足しにもならないよ。
- ばあちゃんまで「みんな」なんて概念上の存在信じろって言うの?
- 赤い(白い、黒い)砂漠。
▲
- 結局僕たちは別れるために出会ったのだと言う事。
- 可愛いと女々しいは決定的に違う。
- 実感なんて微塵も感じていなかった。
- 乾いた瞳は、私の心をご丁寧にも代弁しているつもりなのだろうか。
- 何処が痛いのか、解らない。
- かわらないもの。
- ああもう本当に君って馬鹿だったんだね。それに気付けなかった私も大概大馬鹿者なんだろうけどね。
- ごめんなさい。貴方の気遣い、全て無駄にしてしまいました。
- やだよやめてよ泣きたくなんかないんだよ。
- 惨めな私になりたくないの。
▲
- もうこいつの為に流す涙なんて涸れてしまったよ。
- 人は愚かな生き物です。人は哀れな生き物です。人は、恐れるべき生き物です。
- 溶ける、溶ける、覆う闇夜。
- ぺたぺたと音をたててゆっくり歩く。瞳は、何も捉えていなかった。
- その時私は、確かに少なからぬ失望を感じていた。
- うーん、実感って言っても全然ないんだよね。だって何も入ってないんでしょ?この箱。
- 振り返った彼女は、微笑んでいた。精彩の欠けた美しい微笑だった。
- それを見て、俺は確信した。この子はもう、とっくに壊れていたんだ。
- ちくりと胸が痛んだのは、哀れみからだったのか自己嫌悪からだったのかさえもわからなかった。
- ああ、痛いな。でも、一体何処が?
▲
- 君に、名前を返そう。
- 時代がそれを必要としているんだよ。
- 女は、かは、と片息を吐くような変な笑い方をした。
- 僕は他の創作者の創作意欲を刺激するような作品を創りたいんだ。
- バイバイ、安心して、君の事、笑顔で見送ってあげる。
- しょうがないから助けてやるよ。
- 人間は自分より駄目な奴がいると落ち着くものだから。
- 私はただ覆水盆に還らずと言う諺に反抗しているだけです。
- 「ねえ、喧嘩売ってる?」「善意の押し売りにでも見えたかい?」
- 石橋はぶっ壊すつもりで叩け。
▲
- 私だけ生きたいなんて言わないから。
- 彼女はあまり話さない。話しかけられたとしても、微笑んで頷くだけだった。
- もう泣くことに疲れちゃった。昔から笑う事なんて出来ないよ。
- 諦めるのは容易いよね。
- 命なんて消耗品を大切にするなんて!
- 君がそれを善しとし、それを望むのなら、私は止めはしない。
- 彼女らがこれを乱雑に扱ったであろう事は容易に想像がついた。
- 君の生き方が間違っているとは言わない。だけど、そんな生き方では息苦しくならないか?
- 必要なことしか口にしない。
- 閉じられた箱庭は甘ったるいあたたかさに包まれていた。
▲
- 確率なんて非常口を作るな。
- なんとでも言う。何度でも言う。こんな奇麗事で君が生きる道を選ぶのなら、何とでも、何度でも。
- ごめんね、もう君との約束は守り続けられそうにない。
- 誰そ彼よ。涙は暗き夜に呑まれ。
- その瞳は、濁っていた。比喩では無い、譬えでは無い。私の目に映る彼の瞳が、濁っているのだ。
- きつく笑う。
- 負けたから死に甘んじるのか。死を潔しとするだけの覚悟があるのなら生きて恥を晒せ。生きろ。そちらの方が屈辱であろう。
- 鋭い。君は人の闇に敏感だな。そしてどこまでも不仕付けだ。
- 死出の田長。
- 信じてもいない神の名を口にするのは、思っていたよりも簡単だった。
▲
- 誤解はしたいようにさせておけ。
- 良い事を教えてあげよう。聞く耳持たないと言う言葉の意味は今の君そのものだ。
- どこの世も悪は栄えません。なぜなら、正義をかたる愚か者に消されるからです。
- 後悔してない訳じゃない。でも、今この瞬間の幸せが尊いものだから、この道を選んだ事を後悔はしていない。
- 馬鹿を言うな。ここは現実(リアル)だ。不可能ばかりの世界だ。深い闇なんて存在しない。あるのは醜い自己憐憫だけだ。
- 君はねぇ、<理想的過ぎる>んだよ。大人の事情を快諾し過ぎている。
- 子供とは本来、もっと理不尽な生き物なのに、君は大人にとって都合の良い対応ばかりする。だから浮く。だから目立つ。
- どれだけ夢みたいな出来事があっても理論で看破出来ないことは無いんですよ。
- 自殺の幇助をするつもりは無い。君に生きろと言う気も無い。
- 好きにすると良い。私は君が死のうが生きようが興味が無い。
▲
- 君を失うことが今は一番怖い。
- そんな倫理観捨ててしまえば良い。世界が変わるよ。がらりと一新、新装開店だ。
- 私は常に被害者でいたいだけ。
- その点は皆承知している。その上で可愛がる振りをしているんだ。
- 悪い子じゃないんだろうとは思う。だけど、結局はそれが限界。
- いかないで。なかないで。声は近く願いは遠い。
- 笑って自分を愚か者に見せる事の利点を知りました。
- そんな運命、かなしすぎるじゃないですか。
- ごめんなさい。これは全て僕のためなんです。
- きみは やさしかった。
▲
------種類別分類統合分(言葉・思考編) 01/05------
- 私は過去も未来も今さえも無いの。
- 駄目だ脳の処理能力が追い付かない超えている飽和する駄目だやめて誰か止めて。
- 悪い人じゃ無いんだろうとは思う。でも、そこが妥協の限界。
- 多分此奴は自分が自分勝手と言う生き物に分類されていると言う事に気付いていない。
- 君と僕との間には、長くて深い河がある。
- バイバイさよなら又明日。もう遭う事も無いだろう。
- これ以上私を惨めにして何が楽しいの。
- 私が好きなのはみんな。だけど愛しているのは、貴方だけ。
- 大切なものって言うのは色んな要素が絡んで縺れ合って漸く出来上がる唯一のものなんだ。
- ほらそうやってすぐ腕力を見せ付けて自分が優位だと誇示したがる。
▲
- オーケー分かった。私は君の(君は私の)味方じゃない。
- 先に既成事実を作るなんて、お前は卑怯だな。
- お互い大変だなぁ、勝手に手先扱いされて。
- さあ、狩りの時間だ。
- いざ死合わん。
- ふふん、覚えておけ。女と言う生き物は例外無く可愛いものに弱い。かも知れ無いと。
- 許せないから、憎いから人を殺すって言うのは、一見して正しい様で絶対的に破綻している、ただのエゴだ。
- まあ、結局は君に助けられた命だ。最後くらい君の為に使ってやるよ。
- 悪いけど、容赦って言葉は今先刻切り捨てたんで宜しく。
- 誰が人に期待しているなどと言った?
▲
- 君は、気にしちゃいけない事が世界に蔓延していると知った方が良いね。
- 如何して其処まで長生きしたがるの?
- そうやって何時まで自分を騙して偽っていくつもり?
- 中身なんて関係無いの。表面的に綺麗なものは根本から徹底的に壊したくなるの。
- 鬱陶しいから自意識過剰の被害妄想しないでくれる?
- お前は昔に比べて温くなったな。まるで鈍った刃だ。
- 孤独は君が思ってる程素敵な逃げ道じゃ無いよ。
- 骨の髄まで蕩けちまいな。
- 君は、純粋過ぎたんだね。
- 死にたいなら殺してあげる。生きたいなら、精々逃げなさい。
▲
- やめて、その子を連れて行かないで、私を独りにしないで。
- 殺すだけではまだ飽き足ら無いの?
- 端から説得力なんて期待しちゃないよ。
- 可笑しいのはあんたの頭だ。
- 君の業は、私が背負おう。
- 君は、この先一体私に何を望むの?
- 其の無言は肯定と受け取った。
- さて、今度は如何やって彼女の気を引こうか。
- 決して積極的に世話を妬くわけでは無いが、ニブくてノロくて放っておけないのも事実だな。
- 本気かもじゃなくて本気なんだけど、どうしたら信じてくれる?
▲
- あいつは悪い奴ではないんだよ。ただ付き合い方にコツが要るだけで。
- 甘えないで。痛いのは君だけじゃないんだ。
- 頼れる人なんて誰も居ない。だってみんな自分の事で両手は塞がっているもの。
- これで良いんじゃない。これが良いんだ。
- 王様は孤独だよ。だって隣に並んでくれる人がいないんだもの。
- 笑って。そうすれば少しは気持ちが上を向くから。
- 五月の蝿みたいな君にも一つ機会を与えよう。
- 驕るなよ、愚か者。
- 私を形作る全てを棄てれば、少しは楽になれたの?
- 解らないよ。解りたいとも思えない。
▲
- 幾年もかけて培われたと思っていた友情は、初めから存在しなかったのだね。
- ほら向こうを見てあちらは本当に美しい。
- 今日和だね、ハラカラ。
- 生きれないのと死なれないの、どっちが辛いだろね。
- 何で私は人間じゃないんですか?
- だって私は外見も中身も言動も全てを兼ねて併せ持っている君を好きになった訳だから、君が君じゃない何かになってしまったのなら、一概には言えない。
- ぶっちゃけ最近平和すぎて暇だ。
- 息をする様に女引っ掛けてる奴に愛してるとか言われてもなぁ。
- そんな、護られる女の子なんて、嫌だよ。
- 気付いてよ。それじゃ意味無いの。
▲
- 今までの経験を鑑みるに、君が消えるのはそろそろだと思っていたから。
- 本当は、凄く凄く迷ったんだけどね。
- 私はトモダチにすらなれてなかった、って事か。
- ちょっと命を粗末にしようかと。
- さあ、終わりの序曲が始まるよ。
- 保守的な事は悪い事ではないよ。でも、何れ空気の入れ換えは必要になると知っておきなさいな。
- 私を想うが故だなんて押し付けは欲しくない。
- そこまで爽やかに堂々と悪びれもせずに開き直られると、返す言葉も無いよ。
- もうそんな呑気な事言ってられる状況じゃないんですよ。
- その方が楽だもの。
▲
- よもや再び君と合間見える時が来るとは思わなかったよ。
- 元々持っていないものは失いようがありません。
- こいつは阿呆だけど馬鹿じゃない。ついでに言うなら多分極悪人でもないはずだ。
- 残念。お前の“人”生はもう終わったんだよ。
- 流石にそんなはっきり間接的に否定されるとは思わなかった。
- 助けを求めて泣いてる君を見捨てて逃げる事なんて出来ないよ。
- 他人の話は絶対的に主観と言う名の色眼鏡が入っているので全面的に信じない事にしています。
- その場限りの情に流された不用意な発言をおいそれとしないで頂戴。
- 綺麗なものには大抵裏があんだよ。それすら無いなら、それは無知だ。
- そんなご尤もな事言われたって共感なんか出来ないよ。
▲
- 貴方、一体どれほど人間が偉いと勘違いしているの?
- 私は君の事をよく知らない。だから何を言っても結局は無責任な事になってしまう。それでも、私は言うよ。
- 泣いてたまるか。
- ちっぽけな神様は愚かなヒトの祈りなんて聞かないからよ。
- 次またそんな事言ったら君の口裂くから。嫌なら口が裂けたとしても黙っていて。
- 僕は上っ面の共感も望んでいる反発もあげないよ。
- 気を付けて。冗談めかして辛口な意見を述べると、意外と他人は傷付くから。
- 幼い記憶を罪と断じないで。
- 未来なんて最終的には絶望しか残っていないんだ。だから僕は未來に希望を託すんだ。
- 探さないで下さい。けど見捨てないで下さい。
▲
- ただ、嫌いになって欲しくなかったの。
- 其れは貴方の勝手な理想だって、解ってる?
- 嫌いなら関わらなければ良いのにね。
- だからお前は甘いて言うんだよ。
- 優しくある事は、義務では無いでしょう。
- かたりなさい。それで貴方が楽になるのなら。
- おいで。抱きしめてあげる。
------種類別分類統合分(ダーク編) 01/05------
- 暗く昏い空洞に見詰められて。
- 私の喉を胸を心を掻き毟っても、零れ落ちるのは紅ばかり。
- 醜悪にして最悪の冠を欲しい侭にする人間が生み出した唯一肯定出来るモノ。
▲
- それが私の最初の反抗。最後になってしまった私の抵抗。
- この世には、望まぬ生ほど憎いものは無いよ。
- 何時かそれが、明確な差になり死に至るよ。
- 死に往く者を引き止めるのは、骨の折れる事だ。
- 外れた螺子は戻せない。失くした螺子は戻らない。
- 何処か遠くでひくりと聞こえたその音は、多分、彼女の喉から。
- 中身の無い棺桶。土を荒らしただけの墓。そんな物に、意味があると言うのか。
- また一人殺した。また一歩、自分の墓まで近付いた気がした。
- 水は、私の憤りを洗い流してはくれない。
- 命が削られていく音は、思ったより軽かった。
▲
- 悪く無いものはあっても良いものは無い。
- 気がつけば死ぬ事ばかり考えていた。
- 大好き、大好き。だから死んで。
- これは私が犯してしまった罪だから。
- こんな壊れた心でも、こんな醜い躯でも、君は抱きとめてくれる? 認めてくれる?
- 僕には、君を殺さないでいる自信が無い。
- 視界は痛覚によって赤に染め上げられた。
- 軽薄そうな、屈託の無さそうな。感情の籠らない笑顔で。君は唯、イエスと告げた。
- 君は未だ微笑んでいる。でも、きっと其の侭私の腹に胸に喉に頭に刃を突き立てる事が出来るのだろうね。
- 嬉しくて楽しくて輝いていた日々が霞んで曇ってしまうくらいに、今は汚れと穢れに塗れて生きている。
▲
- 狂気を象った瞳は、ただ美しく、
- 絶望で彩った嘆きの怒り。
- 裏切りを嫌悪する絶対零度の灼熱の敵意。
- 血は血で贖わなくてはならない。
- 瞳から汚れた涙を、傷口から鮮血色の膿を、心から虚構に塗れた感情を。
- 周囲にも世界にも他人にも、最後には自分にさえも嘘を吐き続ける道を選ぶしかなかった。
- 人の方が、余程不純で賎しくて邪で自分本位で残酷なのにね。
- 拾い集めた言葉は、ただ醜悪に、歪な形を描いただけだった。
- 傷ついて傷ついて傷つけて、泣いて泣いて涙して、狂えるほどに狂気に駆られて。ねぇ、それでも憶えていてなんて、酷い我侭?
- 眩しい。自分の穢れゆえか、彼女の清さゆえか、太陽を直視した方がまだマシと思えるほどに、君を見ていられない。
▲
- 絶命日和。
- 「君なんて死んじゃえば良いんだ」毒蛇の様に毒華の様に、濁った笑みで赤黒い言葉を吐き出した。
- ははん、と何かを冷たくせせら笑い、彼は荒んだ瞳を僕に向けた。
- ねぇ、喰べられるのってどんな気分?
- 壊れた世界で踊る君。捩れた世界で嗤う僕。
- 君は、全てを呪っていった。
- どうせ最初から最後まで相容れないのなら、何も知らない方が殺りやすいでしょう。
- 偽りの優しさで傷付けるくらいなら、最初から剥き出しの欲望で傷付けて。
- 死にたい奴は前に出な。生きていた方がマシだと思うくらい痛め付けてやる。
- 今の僕には人を気遣う余裕はありません。それでも良いならどうぞ隣へ。どうせいつでも空席ですから。
▲
- 生も死も、等しく神が与えたもうた試練だよ。
- 剥き出しの欲望を理性で押さえつけて、傷付きたくないから傷付けない。人間って、そんなもんでしょ?
- 友情ってそんなに信用出来るものですか?
- 殺して下さいっててめぇから乞い願うようになるまで痛めつけてやるよ。
- 僕は、人に成りたかった。
- 私には、彼等が何故人間なんて醜い化物になりたかったのか分からない。
- 背負っているのは十字架なんて格好良いものでは無くて、ただ、私はあの血と肉の塊を忘れてはならないのだ。
- 孤独の真綿で私を絞め殺して。
- 破滅に向かう解放。
- 感情の波は人間の大きな欠損だ。
▲
- 耐え切れずに吐き出してしまった言葉は、殺されたとしても言ってはならない一言だった。
- 脈打つ喉を掻き切れば、波打つ僕も止まるだろうか。
- 世の中には真実だからこそ聞きたく無い事もあるんだよ。
- それさえ願えないなら、お前はもう生きてるなんて言えないよ。
- 世界は私を壊す。私は世界を殺す。
- 屍を抱き締めて進む。
- 僕にとって人生は、ひたすら退屈な遊戯でしかなかった。
- 何を間違えたのか、何処で間違えたのか、そもそも本当に僕が間違っていたのか。
- 自分にでも他人にでも「死」を言う言葉を向けられる者は、その神髄を知らない。
- 本当に死にたいと云うのなら、それだけをただ願う日々だったと云うのなら。死に損なうなど、有り得ない。
▲
- 本当は。自分を誤魔化すのに疲れただけ。
- 気に病む振りはもうヤメタ。
- 貴方の臓物は私を汚すだけで、心まで、満たしてはくれない。
- きっと君の血の味がする。
- 憎まれ口じゃないよ。冗談じゃないよ。皮肉じゃないよ。ただのホンネ。
- 混濁した正義。
- 純粋な悪。
- 死んだ人から、忘れていきますか?
- 例え傷の舐め合いでも君と繋がっていられるのなら。
- 信じてよ。でなきゃ貴方を引き裂けない。
▲
- 君が冷たかったのではない。私が甘えていただけのこと。
- そして世界に絶望を残すの。
- 残されたくないから、遺して逝くよ。
- 「死にたい」なんて、生きている人間しか言わないよ。
- ごめんね、私はこんな歪んだ愛し方しか知らないんだ。
------追加分 01/05------
- なんかもう、全部がどうでも良いんだ。
- 復讐なんて面倒臭いし、向上なんて、以ての外。
- 諦めるしかないと諦めるのはもうやめろ。
- 世界には、どうしたって理解出来ない連中ってのがいるもんなんだよ。
- 消えてしまいたいと願うのは、そんなにもいけない事ですか?
▲
- 人を殺すのに必要な素質は、腕力でも頭脳でも無い。迷う事無く、違う事無く、相手を完全に葬ると言う強い意志だ。
- 優しくて強い人は真っ先に命を落とす。それがこの世界のシステムだ。
- 君は、本当に強い人だったんだね。
- 大人は子供の知らないところで取引をする。
- だって、もうつかれた。
- 痛いのは嫌い。だけど、君が傷付くのはもっと嫌。
- 理由なんて所詮後付をどうして君はそんなにも必要とするんだい?
- 言葉にしなくても解ってくれ、なんて甘え、さっさと捨てたら?
- 急激に出来た免疫。
- 飢えと言う感情。
▲
- 拒否する事が面倒臭い。
- 捏造された存在。
- 傷む疵口を涙で隠して。
- 俺の道を邪魔する奴は、消さなくちゃ。
- 強制された行為を楽しめるほど利口じゃないんだ。
- 見えない光に目を細める。
- これが私の正義だ。
- ただのエゴだよ。
- 僕には、そんな確固たる信念が無い。
- 涙するにはまだ早い。絶望するにはもう遅い。
▲
- それはお前の言って良い言葉ではない。
- 私の心を包む腕。
- 泣きたい。泣けない。心が、歪む。
- 甘ちゃんでも良いんだよ。友達信じらんなくなるくらいなら、死んだ方がマシさ。
- 甘さはしなやかな強さを伴って初めて優しさとなる。
- それらの明確な違いがわからない。だから僕は悩むんだ。
- そうやって逃げ出すの、もうやめたら?
- 時を刻む音がやけに大きく響いた。
- 明確な殺意を持ったのは、これが初めてではなかった。
- ただ、彼女が現れてからは、酷く久しく感じなかった感情だった。
▲
- 私は、酷く臆病な人間なんです。
- 自分でも滑稽だと思えるくらいに。
- 「きみのことはすきだよ。でも、あいせないんだ」ごめんね、と、彼女が歪んだ顔で謝った。
- そんな真実欲しくなかった。
- 優しくない終焉。
- 涙ほど重いものは無い。
- 薄い呼吸しかしない君はまるで死体のようで、
- 逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げ出して、辿り着いた。
- 痛む体を抱きしめて震えを止められるのならばどんなにか。
- 僻地は僕を受け入れてはくれなかった。
▲
- そうだね世の中には他人の傷に鈍感な人が多すぎる。そして君もそのひとりだと言う頃をお忘れなく。
- 君は自分の傷を懇切丁寧に舐めてくれる人が欲しいだけだろう。
- 涙を隠すだけの体力さえ無い。
- 計算して計算して計算しつくしてから私は行動に移った。安全な道を渡るために。
- 私の世界は何処だ。
- 君の世界はどれだ。
- 涙が止まるまで、せめて待って。
- 美しき華に、栄光あれ。(華以外も可)
- 君の事を認めない世界なんて大嫌いだ。
- 私の事を許さない世界なんて壊れてしまえばいい。
▲
- 知らなくて良いんじゃなくて、知りたくないんだよ。
- それが、君ののぞみかい?
- 意外だな、お前はもっと人間関係を丸投げしていると思ってた。
- からっぽでいることはいけないことですか。
- 大丈夫、これでも気は長い方なんだ。
- 今日が穏やかな理由はあの子がいないから。
- 記憶の奥の貴方の声は、酷く甘い。
- 死にたい、死にたいよ、死にたいんだ。もうこんな事続けたくないんだよ。
- 終わるなら、ねぇ、君の腕で終わらせて欲しいよ。
- ありがとう。その言葉、もっと早くにききたかった。
▲
- 神様って何処を見てるんだろうね。
- 朽ちた夢。
- 許す許さないじゃない。忘れない。ただそれだけ。
- 人を数値や駒としてしか見れない奴を仲間と呼ぶつもりは無い。
- それは彼女の望み? 貴方の都合?
- 羨ましいとは思うけれど妬ましいとは思わない。そもそも興味が欠けている。
- 君に泣かれるとどうして良いのかわからなくなる。
- 人の死って言うのはもっと呆気なくて醜いものなんじゃない?
- その言葉、信じよう。
- なんでも感情で割り切れると思ったら大間違いだ。
▲
- 借りとか貸しとか考えてたらキリ無いからね、もうやめにしたの。
- 愛なんて薄汚いものが本当に存在すると思ってるの?
- ぎしぎしぎしぎし軋むおと。まるで私の心の悲鳴。
- 私は私を求めながら私を恐れる貴方を許さない。
- 鋭い刃物を模していた瞳が急激に柔らかくなった。
- 潰れた血袋の中の黒は思ったより冷たく苦かった。
- 一から十を端折って零を話す人。
- 善人も悪人もいない世界で。
- 憧れってのはその人の表面だけを舐めた感情だよね。内面まで知っていれば先に失望する筈だし。
- 人は欲でしか動かないよ。
▲
- だから世界に絶望(切望)してる。
- 思考する事は歪める事。
- 世の中の人間全てに死ねと呪いを吐くよりも自分が消えたほうが早いという事に気づいた。
- 他者を殺す事をためらい死んでいくのは愚か者だけ。
- 聞こえない、きこえないよ。もう僕の耳には届かないんだ。
- ――ちょっと、眩しいなって思っただけ。
- 愛は世界を半分だけ救う。
- 別に痛みや苦しみを心に秘めて耐え抜くのが美徳だなんて言うつもりは無い。
- だけど心配して欲しいがためこれ見よがしに自己主張するのは鬱陶しいと言っているのだ。
- 痛いくらいまっすぐな瞳。
▲
- 獣の牙のような並びの髪。
- 知らんよ、何も知らん。私は奴のことを本質的には何も知っていない。
- だけど受け入れることならできる。
- 彼女がどんな言葉をかけて欲しいのか、それとも何も言って欲しくないのか推し量りきれず、僕はただ黙ってそこにいた。
- 知らないという幸福。
- 黴菌が飛び散るから口を開くな。
- 貴様は存在自体が目障りだ。
- 大きな声を出して他人を嚇す(おどす)のは楽しいですか?
- そんなにも自己主張したいのなら都心へ行きなさい。怪しい薬の売り主なら振り向いてくれるかもしれないよ。
- 「ああ、死にたいなぁ」「じゃあ死にな」「うん、それも大概面倒だ」いっそ隕石でも降って来れば良いのに。
▲
- 虚ろな空に向けてそう呟いた。
- それを意識するのがそもそも記憶容量の無駄である。
- 私の利益は貴方の被害。
- 行動の一つ一つが生理的に受け入れられない。
- お前の基準が普通じゃねえんだよ。
- スカートの裾の端を掴んで軽く上げ、ゆっくりと恭しく礼をした。右足を少し後ろへ引いて。
- うっさいうっさい言うてめーが一番うっさんだよ。失せろ寧ろ死ね。
- 気に入らない人間が同じ空間にいないと思うととても清々しい。
- 願わくは、もう二度と私の目の前に姿を現さないで下さい。たとえ葬式場での写真でも。
- 結局の所、私たちは何かをわかるなんて事出来ないんだよ。
▲
- ほんとの気持ちだけ隠して。
- 死を恐れているつもりは無いよ。彼女は静かに瞳を伏せた。
- 歪んだ愛情はひとを傷つけるだけだから。
- 白地に赤は毒々しく映えた。
- 優しさはきょうきです。
- 俺は自分で実行してもいない、価値も意味も理由も無い事をお前達にさせるつもりは無い。
- 怖くは無い。話しかけるのが億劫なだけだ。少なくとも今はそう思う。そうではないのかもしれない。構うもんか。
- もっとさ、さっぱりいこう。がっついてたらみっともないよ。
- ねえ、そうやって大きな音を立てて人を驚かせるのって、楽しい?
- なんでせかいはこんなにやんでいるんだろう。
▲
- 陳腐なのは、重々承知。
- 自分の悩みを押し付けるのは楽しいかい?
- 不幸を気取るほど鬱陶しいものは無いんだよ。君だって、わかってるでしょう?
- 不器用だね。君は多分、搾取されるよ。若しくは、他人を徹底的に搾取し続けて消されてしまう。
- 「人を頼るという事が理解できない」「じゃあ君は死ぬまで一人だ。いや、死んでも一人だ」
- 「わからなくていいんだよ」そう、わかられないくらいが丁度良い。その距離感が必要なんだ。
- さいごに君に出会えてよかった。
- やめろよ、さいごとか言うな。
- 血を垂れ流す腕よりも水を滴らせる目よりも、半身の欠けた心の方が痛い。
- そんなにきれいなものじゃないんだよ。
▲
- きみがわたしの王子さまだったらよかったのに。
- 召しませ。
- 涙は枯れるか枯れないか。
- 私は君を何処までつつみこめるかな。
- 消えたいんだよ、私は。消えたいんだ。きえたかったんだ。
- 諦めない。諦めない。だって、諦めたくなんてないから。
- 消えて下さい。私は貴方の存在を必要としていない。
- 「偶然だ」それを謀った君が、偶然と言い張るのか。
- 染まる。それは、綺麗なあか。
- 雨降って、地、ぬかるむ。
▲
- 記憶なんて曖昧なものを信じるのがそもそも間違っている。
- 死にたくない、死にたくない、死にたくない。その感情が、頭を埋め尽くす。
- 他の全てを捨ててでも捨てられないもの。
- 君への感情が定まらない。
- 私は君の死を悲しみたくない。
- 薄情な女でごめんね。
- 私は酷いエゴイストなんだ。
- 嘘くさいものしか渡せない。
- 人をそういう対象としてしか見られない。
- 「生きて」なんて無責任な事言えない。言いたくない。
▲
- 真面目な顔も格好良いけど、君には似合わないよ。
- きみは、笑ってる方が良い。
- 嫉妬した顔が可愛いから。
- 何だかそれっぽい形はあるんだけど確固たる形が無い。詰まりそれは水みたいな。
- 愛は愛でも家族愛。
- 黒騎士さん。
- 優しいって言葉は聞き捨てなら無いけど、まあそうさね。
- ヤだよね、生徒を観察するあの卑屈な眼。
- 何時もみたいに私を安心させようと笑って出て行ったのに、如何して。
- 帰ってくるって、言ったのに。
▲
- 大好き、なんて、有り得ない。
- 謙遜する事は無いよ。そもそもこれは褒め言葉ではないし。
- 「楽しそうだね」「嬉しいんだよ」
- それも一種の自意識過剰。
- 気張んなって。君は君のまんまが良いよ。
- ねぇ消えない? きみ、鬱陶しいよ。
- 生が幸福であるとは限らぬように、死もまた幸福とは限らぬのだよ。
- とても下世話で聞くべきではないと思うのだが、君たちは付き合っている理由ではないのだね?
- 平常心、平常心。念じれば念じるほど遠のいていく。
- 同情されるのがいや。
▲
- 端から人に期待なんてしてないさ。絶望して見限って諦観に至ったんだ。それでも見捨てないのは何故だろうな。
- 私には判断できなかった。
- 知らないと言う事は罪であり幸福だな。
- どう行動すれば彼女の傷を抉らず、なおかつ当たり障りの無い事を言えるだろうか。
- 慰めて欲しいのだろうとは思う。彼女の性格を考えると愚痴も言いたいのだろう。が、それを私に求めるのは的外れと言うものだ。
- 一体何を話すことがあるのだろう。
- 自分のことしか考えない、必要ない。
- 大抵大切になってくるのは心意気だから。
- それが全てではない。だが、それが中心なのだ。
- それは私の求めている答えではない。
▲
- ならば私情を挟まないで下さい。
- その責任は全て私のものです。
- 秩序のない世界は楽しいですか。
- それを決めつけられるほど貴方は私の事を知らないでしょう。
- お門違いだって事はわかってる。
- 精神的に不安定な君は無意識に愛を求めているんだね。
- 足を踏んだ方が忘れても踏まれた方は忘れないんだよ。
- どうして人なんて生き物を愛せるんですか?
- そこに付け入る隙がある。
- 答えの出ない問い。
▲
- 嘘吐きは断罪しよう。針小棒大は推奨しよう。
- 破滅的思考(or嗜好、志向、至高など)
- 愚か者め、毛をもって馬をそうすとは何事か。
- 寒さが凍みるなら身を寄せ合ってあたたまろう。
- 私、君のそういうかっこつけなとこ、嫌い。
- 壊れた琴線に触れた。
- 精神の磨耗は君たちが思っているよりも恐ろしいものだよ。
- 私たちは、生きて、死ぬ。それだけの存在だよ。
- 真理なんてない。魂なんてない。救われることなどありえない、哀れな存在なんだよ。
- 惰性だけでここまで生きてきたわけじゃあない。
▲
- 名と肉は親が残してくれた唯一のものだ。故に偽りであろうとも捨てる事は出来ぬ。
- 知っていますか? そういうのを人は<化物>と言うのです。
- 死ぬと命はどこへ往くのでしょう。
- 私の事を考えているようでその実自分本意な理屈ばかり並べ立てる貴方は血反吐が出るほど嫌いです。
- うーん、正直な話、諦めちゃった方が良いと思いますよ。所詮世の中なんてそんなもんなんですから。
- みんな必死なんだよ。殺らなきゃ殺られるんだから。
- 恩がある。故に義で返す。それだけだ。
- 汝が旗本に我らは集うた。
- 熱狂に沸くな、何時如何なる時も軍師たる者冷徹であれ。
- なんでもないよ。ただ、現実は残酷だと嘆いていただけ。
▲
- ただ、直感的に、「これだ」、と思った。
- 逃げずに達観しろとは、無理な話。嘆きを抑えきれぬのは、無理からぬ話。今は、今だけは許されるかもしれない話。
- 耳を閉ざすな、目を開け。
- 彼女の選択。
- 残念ながら、もう影も形も覚えていない。
- まさか。一笑にふすには説得力があり過ぎた。
- 衝撃は思ったより少なかった。ただ、こんなもんか、とだけ思った。
- 何がしたいわけでもない、何がしたく無いわけでもない。
- 私の世界を変えるちっぽけな存在。
- 絶望的な現実が美しいと初めて知った。
▲
- 私は君への愛をうたうだけだから。
- でも、ただ、認めてしまうには、あまりにも。
- こいつなら、わたしのものになってくれる。
- 結構、君のことは気にいってたんだよ。
- 失敗をしたくないから失敗を繰り返す。
- 単純な善悪論なら語り尽くされているよ。
- 目的は何。メリットがないわ。私を馬鹿にしているの?
- 狂えば楽になれましたか。
- 静かで暖かくて風通しの良い場所。
- 結局は、ほんの少ししかない幸せを求めて、それを噛み締める為に長い長い苦労と苦悩と苦痛をやり過ごして生きていくしかないんでしょうね。
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- それだけの存在だよ。難しい事じゃあない。それだけの存在だったんだ。たったそれだけの事実でしかないんだよ。君も、私も、世界さえも。
- ひそかに、こういうのは冷めた者勝ちかな、と思った。
- 意味は解らないがとりあえず応えたと言った様子だった。それで良い。
- 泣き方なんて、忘れられるわけがないんだ。
- まあ、誰にだって荒れる時期くらいあるさ。
- 気付きませんでした。そもそも気付こうと言う意志がありませんでした。
- 誰かを蔑む事に疲れたんですよ。
- 言葉で伝えるのは苦痛で、でも言葉がないと不安になる。
- だがそんな事を懇願する予定も吐き出す勇気も残念ながら持ち合わせていなかった。
- 熱に浮かされている間は正常な判断なんて出来ないよ。
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- 理解や納得をしていても行動に移せる人はごく僅かですよ。
- 小指には桜貝のような爪が乗っていた。
- 生きることは逃げることでしょう。死の誘惑から、終わりの喜びから。
- 刺さる視線は酷く冷たい。
- 皮膚の薄い唇は酷く赤い。
- sing sink(think) song
- とても自然な動作で、どうしようもなく不自然なことをした。
- 真っ赤なシャツに真っ白いネクタイ。
- 君は一体私がどれ程愚かで鈍いと思っていたんだ。
- 私、日本語通じない人嫌いなんですよね。まじむかつくんですよ。
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- 自信はないけど愛はあるから。
- 次? 次っていつだよ、言ってみろ。
- 千の時は狂い死ぬには短く、人として生きるには永過ぎた。
- どうしてここまで感じ悪くなれるのだろう。逆に不思議に思う。
- 五月の蝿だってここまで騒がしくは無い。
- 真面目に過ぎたんだろうな。柔軟性に欠けていたからだ。
- 吠えるなよ、死ぬ事も出来ない弱者風情が。
- 残念だが私は臆病者なのでそんな失敗はしないのだ。
- いつでもここに。
- ノートの切れ端に書いた伝言。
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- 溶ける時計。
- 珊瑚礁の恋。
- 赤鳶の願い(望み)。
- 消しゴムで消して。
- ソプラノで侵して。
- このブルジョワめ。
- きせきをなぞる。(変換自由)
- おいで、トンボ。
- アブソリュートキングダム(フリーダム)。
- 漂泊の心。
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- 青が紫(橙)に、赤に、漆黒に。
- 未来(さき)なんてないんだよ、僕たちにはね。
- その否定された瞬間に諦めるクセ、やめにしない?
- 気持ち悪いとは思う。嫌悪感もあるし抵抗だってある。でも、倫理観からの悲鳴は欠片も無い。
- 唯々諾々。イエスマンとも言う。逆らうのが面倒臭いんだよ。
- 君たちみたいな人間はいつまでたっても適当に人生を誤魔化していく事しか出来ないんだろうね。
- 君の生き方に文句を言っているわけでは無い。僕の邪魔にさえならなければ良いんだ。
- 負の感情の吐き出し方がわからない。
- 今私が何か言ったら君は信じてくれるのかい? 答えはノーだ。わかりきっていることだろう。
- 消えたい。(ならば消えろ。)泣きたい。(ならば泣け。)死ねばいい。(ならば殺せ。)(※この括弧三つはお題の一部分です。)
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